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2012年2月

2/7 ★★★★『ぼくは猟師になった』 千松信也 著

『ぼくは猟師になった』千松信也 著 読了。面白かったヽ(´∀`)ノ
僕もずっとハンターに憧れていて、まあ僕の場合は鉄砲の方だけど、とにかく猟に対するあこがれが強くあるから、実際に猟師をやっている同年代の人のこういった本があるということはとても嬉しかったし、読んでてうらやましかった。
この著者の場合は鉄砲はやらず、罠オンリーみたいで、そこのところがちょっと僕とは目指す方向は違うんだよな、なんて思いながら読んでいたんだけど、読んでるうちに罠も面白そうだなといつの間にか思っていた。新たな「面白そう」を発見出来て良かった。
読んでて、解体作業に思った以上に時間がかかるのが分かって驚いた。イノシシ一頭さばくのに4~5時間もかかるなんて、実際にやったことの無い人間にはとても想像すらできない事だと思う。
著者の場合は身近に猟をやっている人がいたというのが決定的に幸運だったと思うが、まあそんな幸運が無くても、この著者はきっと猟師になっていたのだろうと思う。

僕も狩猟免許を取って、猟銃を買って、実際に猟をやってみたいと10年近く本気で憧れているのだが、先立つものが・・・、なんて言ってるくらいだからいつまでたっても実現できないんだよな・・・(´Д`;)

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2/6 ★★★『新白河原人』 守村大 著

昨年11月には内々で辞意は伝えてあったが、1月初めに正式に退職願を提出。晴れて2年間の管理者生活ともおさらばできる目途がついた。充実してはいたけど、重圧には大層苦しめられた2年間だった。
人を使うということの難しさも、主任をやっていた時よりも深いレベルで理解することが出来た。最初の頃は夜中に動悸がして飛び起きて「明日もトラブルなく職務を遂行できるのだろうか・・・(汗)」と眠れない夜を過ごした事が何度もあったが、それも今は昔。なんとか心臓発作で死んだりせず、ここまでサバイブすることができた。
また、管理者=責任者として一事業所の全責任を担うという事の重みや意味も、実際にやってみて初めて分かる事だらけだった。ホントにいい経験をさせてもらった。将来に生かせる経験を2年間みっちりさせてもらった事に関しては、会社に対して大変感謝している。

と同時に、自分が主任レベルまでだった時に、いかに上司に対して非協力的だったかが管理者になって初めてわかって、穴があったら入りたい気分がいまだにある。意図した部分もあれば、気付かないまま非協力的に振舞ってしまったこともあり、主に後者、つまり気付かないうちに上司に対して反抗的・非協力的な態度をとってしまっていて、結果的にチームに対して非貢献的な存在になってしまっていたことが多々あったのだろうと思う。まぁやりにくい部下だっただろうなぁ。いままでのすべての上司に「申し訳ない!」と頭を下げたいくらいだ。
部下に恵まれた事にも感謝しなければならない。二人の主任の優秀さに助けられた部分は非常に大きい。心からの感謝を伝えなければ。

4月からの予定はまだ決まって無い(汗)んだけど、今後は上司⇔部下というヒエラルキーをあまり意識しないでできる職種になる予定。管理者経験はなんにしろ活かせる貴重な経験値として、一生大事にしていくつもりだ。


さて表題。今年初の読了した本が『新白河原人』。2月になって「今年初の読了した・・・」なんてフレーズが出てくる時点でかなりアレだが、この本自体も漫画家が書いた本で、見開きの半分は挿絵になっているような本。内容は、漫画家が思い立って田舎で自給自足を始めるというもの。自分でログハウスを建ててしまうというところがユニークで、そこのところを参考にしたかったのだが、「知人に助けてもらって」みたいな記述ばかりなんか印象に残ってしまって、あんまり参考にはならなかった気がする。おまけに独特な文体が鼻につき、どうも読むのが苦痛で・・・(´ー`;)
文体に関しては好みの問題だからしょうがないんだけど、絵もあんまり好きになれないタイプの絵で・・・(´Д`;)

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